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2007年1月18日 (木)

喉に小骨が刺さったままで

☆ 喉に小骨が刺さったままで本当にこのまま株式市場が上昇できるなどと,よもや極楽とんぼなことは考えていないだろう。今週初めに市場は25ベーシスの利上げを織り込みに行った筈だ。ところが空気の読める財務大臣が余計なことを言ったのが報道されたあたりから,風向きが一気に変わってしまった。火曜日は米国市場待ちにかこつけて総見送りとなり,水曜の朝は新聞テレビが「利上げ見送り」の大合唱を夏の朝の熊蝉みたいにやっていた。これでお終い。昨日の朝,冷たい雨の中をそそくさと車に乗り込む「白コアラ(=福井日銀総裁)」が不機嫌に見えたのはあたし一人じゃあるまい。

☆ 日銀はよく間違う。また日銀が間違うことによって,政治家は圧力を掛けやすくなる。今回の「上げ潮オヤジ」もそうだが,こういう露骨な姿勢はお公家様集団日銀を十二分にいじけさせてきた。確かに先月と今月でどこが違うんだと言われればそこまでである。では白コアラが日頃口にする「Foward-Looking」とはどういう事なのか?何をもって先見性をもった金融政策とするのか,あたしには皆目分からない。

☆ これで当面の利上げはなくなるだろう。来月になれば今月よりも指標は弱くなるだろう。それは生産や投資についてではなく,消費や街角景気についてである。こうしてダラダラと0.25%の誘導金利は選挙まで続く。もう既に4月の統一地方選挙は始まっているのだから。

◎ ソフト・コモデティ(穀類),外国為替(円を中心とするクロスレート),低位株(テクノロジー,建設など昨年放置されていたもの,悪材料を織り込みに行っているもの)。されど「リバウンドはリバウンド」。放り上げれば,時間をかけて落ちてくる。

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