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2006年12月 7日 (木)

品と格 =その1=

☆ 品という言葉,ひんと読むと「その人や物から感じられる好ましい,優雅なさま」(角川類語新辞典:以下引用について同じ)というふうに解されている。「品の良い人」「どことなく品がある」などと引用例がある。この品(ひん)には上下があって,上品と言うと「気品がある」となり,気品を見ると「気高く上品な趣き」と書いてある。ところが「気位(きぐらい)」になると「品位を目立たせようとする気持ち」となって,この辺りからだんだん権威主義の悪寒が始まる。が一方で「奥床しい(おくゆかしい)」となると,上品でなんとなく深みがあるという意味になる。

☆ これで行くと下品の方は,字そのままに「品が良くないこと」となる。このように「品」という字を単独で扱うと「上品」というニュアンスが言外に込められており,人間や組織の望ましい姿としての意味を持っていることが想像される。確かに「品」という字,三つの□が安定的に並んでいる。中国には鼎というものがあったし,キリスト教にも三位一体という思想がある。△(さんかく)にはそういった安定したイメージがあるのかもしれない。安定は美であり,美的であるから,好まれ,尊ばれたのかもしれない。

☆ この類語辞典を見ると「品格」は「品位」などと一緒に「品(上品)」の項目に書かれている。ちなみに「品位」は「その人から感じられる好ましい,優雅なさま」とあり,「品格」には「その人が身につけている品位」と書いてある。

=続く=

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