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2006年10月 3日 (火)

本社元社員,罪状認める (日本経済新聞第43365号 2006年10月3日(火)第42面(社会)

本社元社員,罪状認める (日本経済新聞第43365号 2006年10月3日(火)第42面(社会)

インサイダー事件 東京地裁で初公判

「不正利益9700万円」

> 日本経済新聞社東京本社広告局の元社員のインサイダー取引事件で,証券取引法違反罪に問われた元金融広告部員,笹原一真被告(31)=懲戒解雇=の初公判が二日,東京地裁(青柳勤哉裁判長)であり,罪状認否で同被告は「間違いございません」と起訴事実を全面的に認めた。検察側は,未公表情報を利用した株取引で得た利益は,起訴分以外も含め,計9千7百15万円にのぼることを明らかにした。

> 検察側の冒頭陳述によると,笹原被告は2004年3月ごろ株取引を始め,昨年2月,ライブドアの転換価格修正条項付新株予約権付社債(MSCB)の法定公告が日経新聞に掲載されたことに着目。社内の広告管理システムの端末に法定公告の内容が表示されることに気付き,同年8月ごろ未公表情報を悪用して株を購入するようになった。

> 昨年12月から今年1月にかけては,西松屋チェーンなど上場企業5社が1株を2株に分割するとの法定公告が掲載されることを把握し,自分や妻名義で各社株約9万4千株を約2億4千万円で公表前に不正に購入。いずれも日経新聞朝刊に公告が掲載された後に売り抜け,売却益約2千9百5十万円を得た。

> 証拠調べで検察側は,不正取引の動機について「株で利益を得るのは,男として格好いいと思った」などとする同被告の供述調書の要旨を朗読。起訴対象の5銘柄を含め,端末を見たり,公告の割り付け表から推測するなど「ずるいことをして約9千7百15万円をもうけた」と供述していることも明かした。

> 笹原被告は今年7月25日,証券取引等監視委員会が証取法違反容疑で告発したのを受け,東京地検特捜部に逮捕された。日経は同日,懲戒解雇した。

以上が記事全文(見出し・本文)である。

☆ 本件の論評は稿を改めて行う。

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