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2006年6月 1日 (木)

様々なる人々(3)

☆ さて,昨日まで前振りをした話。

☆ おばちゃん達を担当するのはトップではないが,セカンドリークラスの営業マン。もともと相場好きとあって景気(=相場運とも言う^^;)の良い時は,店内でも上位に入る資産残高になっていたりするので,そういう時にはセールスにも力が入る。。。が,そこはおばちゃんたるもの,自らの力を過信して止めるのも聞かずいけいけどんどんに突っ走ってしまう。ただしそこは女性特有の慎重さもあって,めったやたらと買いまくるのではなく,ジーッと持ち続けることになる。営業マンからすれば,いい加減で利食って次の銘柄にした方がツキを逃さないのに。。。というところなのだが,おばちゃんの方は有頂天なものだから逆に「今売ったらツキが離れる」と思い込んでいて,頑として言うことを聞かない

☆ そうやっているうちに案の定,相場の潮目が変わりズルズル下げだすことになる。もえなえが紹介していた だったら,そこで利益確定して次の銘柄を探すことになるのだが,これが出来ないのがおばちゃんのおばちゃんたる所以(ゆえん)で,結局のところかつてないほどの大成功だった筈の銘柄がいいとこポテンヒット,下手をするとなぜか損切りで終わってしまう。

☆ そうなると,店内にはおばちゃん連中の愚痴飛び交うことになる。フロントレディなどは「また始まったか。巻き込まれると嫌だな。」と内心思いつつ平静を保っていられるが,迷惑なのは担当営業で,だから言わんこっちゃと思っても口には出せず,まして愚痴を聞かされるのだからたまらない。うまいこと他の顧客からの電話でも入ってくれば,そそくさとおばちゃんから離れて,それを潮に自分の相場(営業)に復帰することになる。

☆ 結局,良い時は長く続かずなぜかスランプの方が長くなるのがおばちゃんの投資傾向なのだが,それでも滅多な事では大負けをしないので,なかなか退場もしない。そうやって,おばちゃん投資家は今日も証券会社の店頭でああだこうだと言い続けるのである。

(続く)

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